標高1700mの安達太良山は、万葉集に詠われた日本最北の山である。
磐梯朝日国立公園の南端に位置する安達太良連峰は、南から北へと和尚山、安達太良山、船明神山、鉄山、箕輪山、鬼面山と9kmにわたる。
鉄山と船明神山に囲まれた「沼ノ平」は明治33(1900)年の大爆発によってできた直径500mの噴火口で、
荒々しい山肌がそそり立ち、月世界を思わせるような不気味な様相を呈している。
また、苔が生えた溶岩には、ガンコウランやミネズオウを見ることができ、
イワカガミやレンゲツツジやサラサドウダンなどが咲き誇る。
秋は美しい紅葉を楽しむことができる。(KN)
安達太良山と紅葉の湯川渓谷
1.火口原沼の平を望む
2.霧降滝を遡行
3.三階滝を行く
4.深紅に染まる楓
5.山麓一斉に染まる
6.八幡滝
7.山頂を目指す
8.稜線の草紅葉染まる
9.火口に流れる
10.真黒のくろがね山
11.沼尻温泉へ登降路
撮影:川井靖元
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