飯豊山登山に参加しての感想
報告者 関 祐子
日時 : 令和5年7月2日(日)~3日(月) 参加者:7名
飯豊山は10年くらい前に登頂させてもらった壮大な山です。前回は石転び沢からでしたので今回は初めての登山口「弥平四郎登山口」です。興味半分、不安半分で参加させてもらいました。当日は朝早くの出発でしたが、何とか遅れることなく待ち合わせ場所へ。
登山口駐車場への道のりは大変な状況で、運転されていた方は大変だったと思います。ありがとうございました。駐車場には車が少なく、また不安が大きくなりました。装備を整い出発して最初の難関、奥川の渡渉、前日の雨で増水、橋が架かっていたということですが、災害で流されていました。四苦八苦しながらようやく川をわたり登山道へ。前日の雨で緑があざやかなぶな林の中を抜けていきました。倒木あり、雨で崩れた登山道、急坂の登山道を一歩一歩、風も無く、汗ダラダラ、タオルが「あっという間にビショビショ」「あのピークでお昼にしょう」とリーダーの声で一歩一歩、突然、前方を歩いていたメンバーより「熊だ―」という声に」一瞬、緊張感が走りましたが、その後は何事もありませんでした。後で聞いたら「子熊が目の前を横切った。」ということでした。花の飯豊と言われるように次々と花が現れ、花たちに癒されました。1日目の目的地、切合せ小屋に到着しました。小屋からは飯豊連峰の壮大な景色が見えて、ただただ感激でした。
2日目は朝から風と小雨で残念ながら本山登頂はできませんでしたが、小屋でゆっくりさせてもらい、管理人さんに見送られ雨具を着ての下山でした。途中雨具を脱いだり、また花にいやされながらの下山でした。
下山コースも変更し、松平峠への分岐から上ノ越コースへ。リーダーからは時間的には少し長くなるけどと言われましたが、登山道は整備されて歩きやすい道でした。前日歩いた尾根を見ながら「あそこが松平峠だよ」と教わりながら感動しつつ無事に下山することが出来ました。参加された方々にお世話になり、いろいろと教えて頂き、楽しく、有意義な2日間を過ごさせていただきました。参加させてもらい、本当に良かったです。ありがとうございました。