江戸時代の末期、砂場の園田六左衛門は、小谷温泉への道を開けば林産業の面でも利便は計り知れないと村人たちに熱心に説き、協力を求めたが村人たちは、その困難さを慮って誰1人賛成してくれなかった。
六左衛門は、やむを得ず牛1頭を連れ一人で着工した。1人岩窟(六左衛門アブキ)に牛と共に寝起きし23年の歳月を費やしてついに道を完成させた。
おかげで地区民は豊富な雑木で早川特有の良質な炭焼きができ、暮らしは向上、小谷温泉へも容易に出かけられるようになった。昔日、六左衛門を嘲笑していた人たちも没後21年を経た大正11年(1922年)砂場地区に「小谷馬道開鑿者・早川製炭業始祖 六左衛門翁碑」を建立してその遺徳を讃えている。
海谷の美しい景観を楽しみながら謎おおき古道を歩いてみませんか。
記
1.期 日 令和5年10月15日(日)
2.集合場所 糸魚川市音坂・上早川公民館 午前5時30分
3.日 程
砂場6:00~(40分)~6:40道標6:50~(120分)~9:00吉尾平(水芭蕉公園)9:10~(30分)~9:40六左衛門アブキ9:50~(130分)~12:10杉山13:00~(110分)~15:00吉尾平(水芭蕉公園)15:10~(100分)~16:30砂場
歩行時間:約9時間
4.参加対象者 日本山岳会越後支部会員で山岳保険加入者
5.問い合わせ・申し込み先 等
後藤 正弘 e-mail m_gotou952@joetsu.ne.jp
携帯電話 090-3349-6332
FAX 025-512-7561
◎住所・氏名・生年月日・年齢・携帯電話番号・緊急連絡先をご連絡ください。
6.申込締切 令和5年10月9日(月)