平田大六卒寿の履歴展 開催中?(12月10日まで)
平田大六卒寿の履歴
平田大六ほどユニークな人間を知らない。
ひとつはそのひととなり。
ひとつはその多才さ。
ひとつはその行動力。
今ひとつはその博識さである。
知らないのは山の花の名前くらいで、他人の妻の名も知っている。
この独創的な人間は、少年の情熱、好奇心を厭くまで持ち続けた
産物であろう。
知らないことは何でも聴く、知っていることは何でも喋る。およそ
政治家には不向きだが、万象に渉る好奇心と奉仕精神がそう導いた
のだから仕方ない。
多芸多才の、このような人間がなぜ新潟の片田舎に出生し育成された
かは、偶然かもしれないし必然かもしれない。
今卒寿を迎えようとして彼の、これまでの業績をできる限り顕彰して
その根源の原動力を探ろうというのが、この企画展の趣旨である。