平日トレッキング「上越-中ノ俣古道」に参加して

日時：令和７年6月5日
リーダー：後藤正弘越後支部支部長
コース：南葉キャンプ場～青田南葉山～明神峠～海前峠～角間棚田～地球環境学校

　爽やかな青空のもと、木落坂コースの標識に従って登りにかかる。
歩き始めて間もなく、オオカガミ、可憐なチゴユリが迎えてくれた。道は4 合目から7合目にかけて勾配がきつくなった。7合目を右に入ると見晴らし台だ。眼下に頸城平野、その向こうに米山が一望できた。8合目辺りから残雪が現れて南葉山まで続いた。

 

 

　頂上は一面雪景色で標柱は半分雪の中。南側に大毛無山、火打山、妙高山が望めて圧巻であった。　海前峰で昼食を終え下山道へと進む。雪解け跡からマンサク、ショウジョウバカマ、シラネアオイが咲き春の花に出会えて嬉しかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

　また、新緑のブナ林は美しく木々の間から差し込む光が一段と引き立たせて春の息吹を感じた。
　アップダウンを繰り返しながら下山道を進む。道の脇に笹ユリが咲き疲れを忘れさせてくれた。未整備の道に入り、のびきったウドの芽を摘みながら中ノ俣集落と下った。花あり、雪あり、遅い春を満喫した山行であった。
　リーダーはじめ会の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。

荒木茂美