メニュー

公益社団法人日本山岳会

2022.10.16(日)定例山行「祓川〜伏拝〜北岳〜赤兎山周回」

2022.10.16 天候:晴れ

参加者:亀田(L)田路、山田、山本、高橋、濱野、曽我、竹内

コースタイム:6:00松本合庁 ⇒ 7:45祓川登山口 ⇒ 9:35-45伏拝(小休止)⇒11:15-50北岳(昼食)⇒ 13:00-15大舟山(小休止)⇒ 14:05大舟分岐 ⇒14:20赤兎山 ⇒ 15:00小原峠 ⇒ 15:35小原登山口

感想:越前禅定道で未踏だった祓川ー伏拝間を歩くついでに北岳〜大舟山〜赤兎山までぐるっと周回のロングコース。祓川から伏拝間は急登と片斜面のトラバースが続き、四つん這いになりながら慎重に通過する。鎖場が連続するゾーンはしっかりとしたアンカーが打ち込まれていた。途中ロープがぶら下がった岩があるがこの岩は登らず左の巻道が破線ルート。鎖場が終わると徐々に傾斜がなだらかになりやがて伏拝に着く。白山は残念ながら雲に隠れていて拝むことはできなかった。この区間を下りで使うのは滑りやすいうえに掴むものがないため危険だと感じた。伏拝から北岳はゆるいアップダウンを繰り返しながら歩く。眺望が開けると赤兎山へ続く稜線の山肌は色づき、前方に北岳と経ヶ岳を捉える。北岳の分岐で集合写真と昼食。北岳から急坂を一気に下り、岩の隙間に挟まれ、アップダウンを繰り返し最後ふくらはぎが伸びきる急登を登りきると大舟山に着いた。この区間は先日のトレランレース開催で薮が綺麗に刈り込まれていたし、深い落とし穴も看板やピンクのリボンで注意喚起されていた。ここから大舟分岐までは紅葉を満喫しながら歩く。大舟分岐で山本さんと高橋さんは遅れている濱野さんを待って合流後先に下山してもらった。残りの5名は赤兎山頂上まで足を延ばす。白山は御前峰の上に少し雲がかかっていて全容を望むことはできなかった。鳩が湯コースの方に少し進むと全体に色づいた山々が目の前に広がり歓声が上がる。大舟分岐から小原峠間は豪雨の被害で登山道が崩れたのか半分ほど迂回路がつくられていた。踏まれてしっかりとした道になるまでは歩きにくいだろう。小原峠付近の黄葉は午後の柔らかい光に包まれてとても綺麗だった。小原の登山口まで足早に駆け下り周回コース無事完歩。天気の心配もあったが太陽が出てくれて、紅葉もちょうど見頃の時期に歩けてよかった。【亀田記】

【撮影 亀田】

支部

pagetop