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公益社団法人日本山岳会

2023.7.31 東北遠征記②「八幡平」

2023.7.31(月)天候:曇り時々晴れ⇒豪雨

コースタイム:11:00~12:30大沼、八幡平ビジターセンター、13:00見返り峠⇒13:20八幡沼⇒14:25八幡平頂上⇒14:50見返り峠

感想:昨日の岩手山で両足の大腿が筋肉痛、階段を降りるのがつらい。ホテルで遅めの朝食後に出発する。空は雲が多く、岩手山頂はくもがかかって見えない。東北自動車道を北上し、秋田側から八幡平へ向かう。まずは大沼の八幡平ビジターセンターと大沼湖畔を散策。タチギボウシ、サワギキョウの紫とコウホネの黄色が印象的であった。

八幡平山頂へと向かうが、雲が多くなり天候が危ぶまれるが、夏の八幡平の花々に期待して雨具持参で見返り峠の駐車場を出発する。平日の天候不良でも、夏休みなのでそれなりに散策する人は歩いている。八幡沼周囲は木道が続き、尾瀬の雰囲気である。風と霧の中、ニッコウキスゲ・ワタスゲ、クルマユリ、ミヤマホタルイ・ミツガシワ・キンコウカなど沢山の高山植物が咲き乱れ、揺れていた。八幡平の頂上はオオシラビソやコメツガの森の中にあり、木造の展望台が設置されていた。小雨がぱらつき展望は望めないが、深田久弥の碑があり「八幡平の真価はやはり高原逍遥にあるだろう」とあった。下りはメガネ沼・鏡沼を見ながら駐車場へ戻った。しばらくすると天候が急変、猛烈な風雨となる。しばらく車の中で待機し、視界が回復するのを待ってゆっくり盛岡を目指した。【森田記】

【撮影:長谷川久・森田】

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