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公益社団法人日本山岳会

2023.8.20 定例山行「岩籠山」

2023年8月20日(日)天候 晴れ

メンバー:曽我(L)、小寺、山田、濱野、田路、長谷川久、竹内

コースタイム:6:00松本合同庁舎出発 ⇒ 6:50新疋田駅駐車場着 ⇒ 7:00駄口登山口駐車場出発(デポ) ⇒ 7:25市橋登山口 登山開始 ⇒ 9:50岩籠山登頂 ⇒ 10:20インディアン平原着 ⇒ 10:40~11:20ぶな林(昼食) ⇒ 12:45駄口登山口着 ⇒ 12:50解散

感想:台風の後だから、少し涼しくなるかと期待していたが、天気予報は本日も猛暑予報である。朝6時、松本合同庁舎に集合した時、すでに暑さを感じた。ここからは、1台の車で、4人出発した。新疋田駅駐車場に予定の7時より10分早く到着したが、すでに3人のメンバーが、それぞれの車で集合していた。

 計画としては、新疋田駅から、徒歩で周回の予定をしていた。しかし、猛暑の中アスファルト道路を歩くのは熱中症の危険があり、相談の結果、4台の車でデポする事にした。まず駄口駐車場に4台で行くと、駐車場の地主さんがとても親切に駐車場の誘導や熱中症の注意などをしてくれた。ここで2台置き、あとの2台で市橋登山口へ向かった。

 市橋コースは沢コースであり台風の後なので、水量を心配していたが、田路さんが、二日前に下見して「大丈夫」との知らせを下さり、安心して登山開始が出来た。街の中は36度越えでも、沢コースは滝や水の流れを見ているだけでとても涼しい。また、いくつもの徒渉はさらに涼しさを感じられ、川を渡るスリルを楽しんだ。このコースにはミヤマウズラ、イワタバコ、夏エビネがまだ咲いていると田路さんからの情報があり、登山中の楽しみが倍増した。花の季節は終わりがけなので数は少なかったけど、期待した通りそれぞれの野草が花をつけて私達を待っていてくれた。沢から別れると、かなりの急登が続き、暑さと闘いながら岩籠山登頂。山頂は炎天下ではあるが、風がそよそよと吹いて気持ちが良い。ここで1枚集合写真を撮り、早々にインディアン平原へ移動した。ここではそれぞれが岩の上に登ってとびきりのポーズで写真撮影を楽しんだ。昼食は木陰を求めてブナ林まで歩き、ちょっと早い食事となった。涼しいぶな林の中で円陣になり、おしゃべりに花を咲かせながらゆっくり時間をとった。食事のあとは、時々休憩と水分補給しながらひたすら下山し、12時50分に駄口駐車場に到着した。

 今回の山行は、猛暑の中で熱中症をとても心配した。しかし、沢コースは滝や花などが涼しさを感じさせてくれたし、山頂は風がそよぎブナ林のなかは快適だった事もあって、熱中症にかかる人もなく全員が元気に下山出来て本当に良かったと思う。【曽我 記】

【撮影 曾我】

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