メニュー

公益社団法人日本山岳会

2024.8.3 定例山行「白山」

2024年8月3日(土) 

天候:晴れ

参加者:田路、大滝、森永(L)、オブザーバー1名

コースタイム:4:00 グリーンセンター⇒5:00 市ノ瀬ビジターセンター⇒6:20 別当出合⇒8:56 殿ヶ池避難小屋⇒10:00 黒ボコ⇒10:36 白山室堂⇒11:31 御前峰~お池めぐり~室堂で昼食⇒13:18弥陀ヶ原・エコーライン分岐⇒14:10 甚之助避難小屋⇒15:45 別当出合

感想:今年は山の上で何を食べようかと、何日も前から考えてお蕎麦をもっていくことに決めた。たくさんのおやつもリュックに詰め込み、暗い中自宅を出発する。ほかの皆さんとはグリーンセンターで合流。市ノ瀬に着くとバス待ちの列が少ないことにホッとしたが、よく見るとセンターの裏からトイレの前まで長い行列が。バス待ちの場所が変わっていただけであった。長い時間バスを待ったが乗るときに、石川県警が安全登山の声掛けをしながらアミノバイタルを配っており、ありがたくいただいた。

登りは観光新道を選択。たくさんのお花に会えますようにと期待が膨らむ。蒸し暑いため、こまめな水分補給が欠かせない。3分の1ほど登ってきたところで、お気に入りのカライトソウに今年も会えたことに身体のしんどさも少し回復する。右を見ても左を見てもカラフルなお花と、上を見上げると青々した空と緑のコントラストの美しさに癒される。赤い屋根を目指しひたすら登り続け、ようやくの思いで殿ヶ池に着きベンチに座って休むが日差しが痛い。体力のなさを実感しながら、なんとか室堂に到着。ここで終わりにしたいが、もうひと踏ん張りと気合をいれて山頂を目指す。残念ながら山頂はガスがかかっておりあたりは真っ白。たくさんのトンボと一緒に記念写真を撮った。久しぶりにカメのレリーフを見たかったが、すごい人の数に探すのをあきらめ、お池めぐりに向かった。翠ヶ池では雲が消え絶好のシャッターチャンスであった。室堂までの帰りはクロユリも見られて心は満たされた。あとはお腹を満たすだけ。しかし、帰りのバスの時間を考えるとゆっくりしていられない。急いで座れるテーブルを探し昼食を取る。楽しみにしていたお蕎麦も、無理やり口の中に押し込む。バスのことも考え、帰りはエコーラインのお花を諦め、最短コースで下りなんとか16時前に下山する慌ただしい登山になってしまった。

【森永 記&撮影】

支部

pagetop