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公益社団法人日本山岳会

【5月 月例山行報告】くじゅう連山縦走

くじゅう連山縦走(くじゅう17サミッツ) 【報告】

日 時  2025年5月18日(日)

集合場所 長者原ビジターセンター

集合時間:午前5時00分 終了時間:午後21時00分

参 加 者  佐藤(裕)CL、会員会友11名

5時20分、牧ノ戸を12人で出発。朝の冷気が爽やかだ。

星生経由で、8:20久住山頂着。今日は、昨日の雨のせいか、大気が澄み、視界が驚くほどクリアで、

滅多にみられない感動的な景色が広がる。

  

 星生を縦走する

 

  9:20中岳

  

  10:40白口から下山中      途中、見事なシャクナゲが

11:50鉾立峠着。ここまで全員元気。鉾立では所用のため2人撤退。

12:10立中頂上着。ここで1時間ちょっとの遅れとなり、

これ以上無理かなと判断し2人撤退

ここから、久しぶりの鉢窪ルートに突入。

鉢窪から、長くきつい大船分水嶺を登り、14:15大船着。

しかし、まだまだ先は長い。

坊ガツルに下り、3人撤退。残った5人は呆然と、三俣山を見上げる。それもそのはず、

坊ガツルからの標高差が500m。疲れた体で本当にたどり着けるのかと弱気な声も出たが、

ここまで来たらリスク覚悟で、行くしかない。

気を取り直し、三俣南稜に踏み込む。強風によろめきながら、三俣本峰に登る

 

サミットには直接関係のないⅣ峰、西峰を通過、足元の見えるうちに何とか諏蛾守に下り、

最後は真っ暗な中を21時、大曲へたどり着いた。

 

本日のコースは、ルート的に、いわゆる17サミッツよりも難易度が高い。大変なコースではあるが、

夕闇迫る三俣本峰にたどり着いたときの達成感は何とも言えない。

今回、参加した人は全員完歩したかったと思うが、

途中、これ以上は無理と判断して撤退してもらった方もある。

本人は非常に残念だったと思うが、

この経験を次の山行に生かしていただきたいと思います。

久住の良さと仲間の絆を感じた1日であった。    (報告 佐藤裕之)

支部

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