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公益社団法人日本山岳会

【報告】創立120周年記念交流登山@高尾山 

【報告】創立120周年記念交流登山@高尾山 

12月7日、年次晩餐会の翌日、日本山岳会の34番目の支部として今年4月16日に誕生した東京支部の担当で開催、2つのコースが設定されていた。

Aコース:薬王院の僧(山伏)の先達で霊場高尾山を巡る

Bコース:各自で薬王院に集合

参加者: 

A:35人(含む運営担当)

B:24人(13時から合流)A+B=59人

アルピニズムクラブ・海外招待者:77人(昼のみ合流)

総計136人(昼の集合写真時、B及びアルピニズム・海外の人数は概数)

行程: 2025/12/7(日) 

8:20 高尾山・薬王院・別院不動院 A集合

8:30 開会式・行程説明 不動院(薬王院から先達2名)

9:00 出立、琵琶瀧水行道場・神変堂・仏舎利塔などにて法楽・参拝

12:00 大本坊にて昼食(精進料理) アルピニズムクラブ合流(昼食・記念写真のみ)

13:00 記念撮影(B合流、以後同行)

13:30 大本堂にて護摩前法話、護摩修行参列

14:30 富士浅間社などにて法楽・参拝

15:10 本堂前にて解散

当日、Aコースに参加した原田理事から以下の感想をいただいた。

記念とはお金がかかるものである。1日行程となるAコース、6300円。「創立120周年記念・交流 登山・高尾山」の参加費である。「結構するな~」と思いつつも、計画してくださった東京支部の幹事役のみなさまの日頃の献身的な働きに敬意を表して、すぐにポチっと申し込んだ。 

結果としては安いくらいだった。仏教の世界観や日本の宗教観を改めて知るとても良い機会と なり、みんなで声を揃えて「六根清浄」と唱えながら登ったり、精進料理をいただくことができた。 午後には、Bコースも合流して、護摩祈祷に参列し、さらに富士山と縁のある浅間社を参拝し、大 本堂前に戻り解散となった。山頂には行かなかったが、「霊気満山、高尾山」を満喫した1日となり、心は大満足であった。お腹はというと、精進料理の味付けは大変に美味しく、品数も多く、こち らも大満足ではあったが、精進のためかお米の量は少なく、ボリューム的に満足できていない方 が多かったようである。 

一番の盛り上がりは、宗教的な一幕ではなく、記念写真撮影のときであった。アルピニズムクラブによる海外の来賓をご招待しているパーティーと精進料理をいただいたあとに、Bコースも合流 し、総計136名での記念写真。全員が入るのは無理そうだと思っていたが、東京支部事務局長の 安藤さんはみなをぎゅうぎゅう詰めにしたり、カメラの位置を後ろに下げるだけでなく高さを上げた りして、上手く全員を一枚に収めてしまった。その仕切りの見事さにも驚いたが、みな辛い姿勢となっている中、僧侶が来るまで約5分もの間をそのまま待たせたメンタルの強さにも驚いた。 交流登山としてもこれまで話したことのない会員とも交流ができ、嬉しかった。同じ日本山岳会 の会員というだけで、お名前や所属支部も確認しないままに、安心して会話ができた。改めて日本山岳会の一員であることの素晴らしさを感じる山行でもあった。 

解散後は舘野さんがとても良いお店に連れて行ってくださった。気の置けない仲間との交流で あっという間に時間が経ち、楽しい気持ちで帰り途についた。 

多くの参加者が前日の120周年記念講演会・式典・晩餐会でお疲れだったと思いますが、無事 に一連の行事を終えることができました。みなさまのご協力に改めて感謝申し上げます。誠にありがとうございました。 

東京支部支部員・本部総務担当常務理事 原田智紀

支部

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