仙丈岳 (せんじょうがたけ) 標高3,033m 赤石山脈（南アルプス）
南アルプスの北部に位置する仙丈ヶ岳は、そのなだらかで優美な山容から「南アルプスの女王」と称される日本百名山の一座です。北に屹立する甲斐駒ヶ岳と対照的な女性的な姿が特徴です。
山体は、藪沢、大仙丈沢、小仙丈沢という三つの壮大な氷河圏谷（カール）を抱いており、氷河期の浸食によって形作られた特異な地形を観察することができます。特に夏季には、これらのカール周辺が高山植物の宝庫となり、チングルマやシナノキンバイなど豊かなお花畑が広がり、多くの登山者を魅了します。
頂上からの展望は極めて秀逸で、南アルプスの盟主である北岳、間ノ岳、富士山はもちろん、遠く北アルプスや中央アルプスまで、遮るもののない大パノラマを一望できます。
3,000m峰としては比較的登りやすい整備されたルートを持つことから、「南アルプス入門の山」としても親しまれています。（MM）

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晩秋の仙丈岳に登る

１．仙水峠よりの仙丈岳
２．小仙丈尾根尾を行く
３．馬の背の尾根を行く
４．甲斐駒ヶ岳をのぞむ
５．小仙丈岳を行く
６．仙丈小屋より仙丈岳山頂へ
７．北岳，農鳥岳を望む
８．八ヶ岳遠望
９．二ホンジカ
10．仙水尾根のカラマツ黄葉
11．鋸岳尾根

 

撮影：川井靖元
http://www2u.biglobe.ne.jp/~y_kawai/