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公益社団法人日本山岳会

【報告】 初級者講習会【実地】「冬の登山(基本無雪だが凍結・若干の積雪)」日帰り

【報告】

初級者講習会 【実地】「冬の登山(基本無雪だが凍結・若干の積雪)」日帰り

2026.1.17(土)  

天候:快晴

参加者22名(受講者13名+講師・運営9名)

講師:飯田 邦幸氏 ・ 永田弘太郎氏

集合 午前8時20分 東桂駅

行程 8:40 出発

   8:55 登山口着 身支度、準備運動

   9:10 歩き出し

   11:30-12:25 倉見山山頂 休憩&講習

   14:15 下山

   14:30 寿駅着 解散(希望者にて葭池温泉で入浴後、大月で懇親会)

今回は実地にて「今の時期ならでは」の登山中の注意点を要所で説明いただき確認しながらの登山。

冬は里山の絶好の登山シーズン。ただし、日が短いため休憩時間の厳守など効率的な行動が求められる。又、汗冷え防止のため極力汗をかかないようなペースでの行動が必要。

落ち葉が増える時期は踏み跡が不明瞭になり、特に下山時に道迷いが発生しやすい。登りの途中で時折後ろを振り返り、景色や分岐の様子を記憶しておくことが、下山時の安心感と道間違い防止に直結する。また、登山道沿いの鉄塔は大きな目印になる。鉄塔には管理用の「巡視路」が付随しており、登山道の代用となるが、路面の状態は様々。万が一遭難した際は、鉄塔に振られている管理番号を通報時に伝えることで、迅速な捜索の助けとなる。

山頂にて、冬期登山の停滞時を想定した服装チェックが行われた。レインウェア上下を着込みスパッツを装着し、分厚い手袋をはめ、帽子を深くかぶり体が冷えないようにする。特にスパッツの左右逆装着は、金具が引っかかり転倒の原因となるため、確実な装着が必要。

この日、登山道では凍結が無かったため、服装チェックの後にその場で軽アイゼン(チェーンスパイク)の装着確認が行われた。素手での装着は厳禁。本当の凍結や雪山での使用の際に慌てないよう自宅でも手袋を付けた状態で練習することが望ましい。

登山中、手袋を見失う参加者が数名いたが、雪山では手袋の紛失は凍傷に直結する致命的なミスとなるため、手袋には紐(リーシュ)を付けて手首に通すなど無くさない工夫が不可欠。

この日は小春日和で暖かく、行動中や服装チェックで着込んでいた際には冬とは思えないほど汗ばむような気候で、なおかつ雲一つない青空が広がり後半の工程では何度も雄大な富士山を眺めることができ、講習会のみならずハイキングとしても最高の山行となりました。

最後に、私事ではございますが、今回サポーターとして初めて参加させていただく事となり緊張の中当日を迎えましたが講師をはじめ他サポーターのみなさまに暖かく迎え入れていただき感謝いたします。今回の学びを活かし、今後も微力ではございますが貢献できるよう努めてまいります。

                        記)17242 稲吉久美子

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