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公益社団法人日本山岳会

大都市圏の会員の皆さまへ—新型コロナウイルスの対応について

新型コロナウイルスの対応について

大都市圏の皆さまへ

日本山岳会
会長 古野 淳

本部のルームは、4月1日から通常の業務態勢に戻りました。
ご不便をおかけいたしました。

ただし、今後感染者数が増加すれば「緊急事態宣言」が発出される可能性も高くなり、その場合は、長期的な休室も覚悟する必要があります。

感染の拡大を抑えるため、会員の皆さまにあっては、当分の間、できる限り本部でのルームの利用をお控えいただきたく、お願いいたします。どうしても打合せ等でルームを使用する場合は、マスク着用、手洗い、窓を開けての換気、少人数(一度に8人以下程度)での利用をお願いします。会務の遂行には、ネットなどを利用していただけると幸甚です(ネット会議はスマホで簡単に行えます。zoomという無料アプリを推奨します)。

また、委員会・同好会などでの活動において、登山を含む不要不急の外出は当面の間、控えるようお願いいたします。外出の際にはくれぐれも三密(密閉、密集、密接)を避けるようにお願いいたします。高齢者の多い会です。感染の自覚症状のない元気な人たちが、他者に感染させて重篤な症状に発展させてしまうリスクを理解の上、団体(5人以上)での行動は慎み、また大都市圏から医療施設へのアクセスが制限される遠隔地へ感染を広げないようくれぐれも注意を払って行動してください。

さらに、クライミングや山スキー等、遭難事故を起こすことで、医療システムの負荷を高めてしまうことも考慮してください。

もはや、騒ぎ過ぎだとか、神経質になり過ぎだとか言っている時期は過ぎました。欧米での状況が数週間後の日本であることも想像して、節度ある論理的な思考で行動をお願いいたします。

不確かな状況ですが、当会としては迅速な対応をもって臨みたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。

なお、支部においては、それぞれ状況が異なると思います。支部の実情に合わせ、適切なご判断をお願いいたします。

下記はアメリカ山岳会のコロナウイルスの対応状況です。参考までにリンクします。
https://americanalpineclub.org/news/2020/3/17/climbers-take-action-against-coronavirus

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