当時の発見メンバーが語る執念の遺体捜索
講師:Jake Norton氏(クライマー、映像作家、1999年マロリー捜索隊メンバー、米コロラド州在住)
通訳:笹生博夫氏(日本山岳会会員)
<日 時> 12月5日(土) 午前10:00- (最大2時間を予定)
<形 式> Zoomを利用したインターネット上のセミナーです。
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登頂者をゲストに迎えた「みんなで登ろうエベレスト」(第一回)、気象と氷河をテーマにした「エベレスト気候変動」(第二回)に続き、最終回となる第三回企画は、エベレスト最大のミステリーをテーマに、海外からゲストを迎えてお届けします。
1924年、エベレスト初登頂を目指した英国人ジョージ・マロリーとアンドリュー・アーヴィンは途中で行方不明になり、遺体も見つからないままでした。彼らは果たして登頂したのか、何が起きて遭難したのかーーー
この登山史上最大のミステリーと呼ばれる遭難劇は、1999年にマロリーの遺体発見を契機に、新たな展開を見せます。
さて、今回のゲストは、その1999年の遺体を発見した捜索隊のメンバーだったJake Norton氏です。同氏は、その後も数回捜索隊に参加し、2019年も再びエベレストに戻っています。その執念ともいえる意欲はどこからくるのか、語っていただきます。
講師プロフィール(五十音順、敬称略)
講師:Jake Norton
クライマー、写真家、映像作家、ライターであり、世界各地で講演も行っている。これまでエベレストに3回登頂、1999年にはジョージ・マロリーの遺体を発見したチームに登攀メンバーとして参加。映像作家としては、これまでに手がけたドキュメンタリー映画が3度受賞、2020年にはDiscovery のテレビ番組でマロリーとアーヴィン捜索を題材とした番組制作を手掛けた。国連の山岳パートナーシップのアンバサダーとして世界各地で山や山岳コミュニティを代表して講演も行っている。現在、米国コロラド 州Evergreen在住、2児の父・愛妻家でもある。
通訳:笹生博夫 1949年生
BBCなど外国TV局のニュース、ドキュメンタリー番組の取材、プロデュースに従事。外国特派員協会会員 通訳案内士。
山岳関係の通訳実績:田部井淳子氏の海外講演や外国メディア取材通訳の他、ヒラリー卿、ダグ・スコット、クルトディームベルガー各氏の来日講演の通訳。
登山歴は50年以上、現在は山スキーを中心に国内外で山行、 山岳スキー競技日本代表監督 山岳スキー 国際連盟公認審判
JAC 会員、公社日本山岳スポーツクライミング協会山岳スキー委員長。