グレー・ト・ヒマラヤ・トラバース第3ステージ(GHT3rd)がはじまりました。
4月1日に成田を出発し、クーンブ山群~ロルワーリン山群~ジュガール・ランタン山群の踏査をします。
メンバーは重廣恒夫隊長以下、吉井修、飯田邦幸の本隊3名(4月1日~5月31日)と別動隊(4月1日~4月29日)として中村三佳、味岡四朗の2名が参加します。
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[5月31日]
お帰りなさい!GHT3rdのメンバー。
本日(5/31)AM帰国、成田に到着しました。
4/1に出国してから2ヶ月、お疲れさまでした。
多くの方々のご支援のおかげで無事に今回の目的地に到達することができました。改めて御礼申し上げます。
なお、今秋からはGHT4thが始まります。
引き続いてのご支援を何卒よろしくお願いいたします。
5/13以降の足取りが判明しましたので以下報告します。
行程と宿泊地は概要MAPを参照ください。
High Camp SouthからのTilman’s Pass(5308m)越えでは、ガスに巻かれ迷走、苦労したとのことです。
その後、高度を下げランタン谷に向かうと多くの花が迎えてくれたようです。
写真は左から以下のとおりです。
5/14Panchi Pokhariに到着
Tilman’s Passに向かう
Tilman’s Passの全景
Tilman’s Passは目の前だ
Passを越えランタン谷に下る
花咲くランタン谷①
花咲くランタン谷②
目的地のSyabrubesiでポーターの足の治療をする重廣隊長
概要MAP
(留守本部 松田宏也)
[5月25日]
GHT隊の速報です。
5/12以降、通信が途絶えており気がかりになっていましたが、昨日(5/24)、今回の踏査のゴールとなるSyabrubesiに到着したとの連絡が入りました。
途中、ルート迷走もあったようですが全員元気にゴールしたとのことです。
本日はカトマンズに移動予定です。
以下は重廣隊長からのメッセージです。
『先程(24日)最終目的地シャブルベシに全員無事に到着しました。
踏査中、ご心配をおかけしましたことお詫び申し上げます。
明日、カトマンズに戻ります。ありがとうございました。重廣」
多くの皆さんのご支援に支えられGHT3の踏査を終えることができました。
改めて御礼を申し上げます。
Syabrubesiまでの踏査状況については、後日掲載させていただきます。
(留守本部 松田宏也)
[5月13日]
GHT隊の5/2Gongkarで合流してからの踏査状況のお知らせです。
昨日(5/12)はTembathang(2160m)に到達しました。
早いものでLUKLA(4/5)から歩き始めて38日が経過しました。
添付のMAPでお分かりのように最終ステージに入っています。
時折、雨はあるものの天気には恵まれ、3人とも元気に踏査を続けています。
これからは谷筋のルートに入り通信状態が悪くなりますが、連絡あり次第、最新の踏査状況をお知らせ致します。
[5月6日]
5/2重廣隊長と本隊(吉井、飯田)がGongkar(1440m)で無事合流しました。
翌日より久々の3人組での踏査開始です。
3日Yarsa、4日は雨の中Chillngha、5日はBigu村に入りました。
ここはBigu Gompaの標高差500m下にある村です。
なお以下は、合流するまでの本隊の踏査の概要です。
徐々に高度を上げ5665mのTashi Labstaを越えています。
22日~23日Thame(3820m)、24日Parchemuche Tsho(4780m)、25日Tashi Labsta Camp(5665m)の手前5200m地点、26日Tashi Labstaを越えGlacier Camp(4735m)の手前地点、27日Kabug(4820m)、28日Na(4180m)、29日Dokhang(2791m)、30日Simigaon(2036m)、5/1休養、2日Gongkarで重廣隊長と合流。
写真は以下のとおりです。
大きい写真:4/26Tashi Labsta(5665m)越えに向かう
左から、①4/22ネパールの踏査の先人である大西保さんの慰霊碑にて。②4/23中村隊員を見送る(中村隊員は予定どおり4/29帰国済み)。③4/26Tashi Labsta手前に迫る。左奥はParchamo峰(6273m)。④4/26Tashi Labstaからの下り。⑤4/27氷河に沿って踏査。⑥標高3000m付近ではラリーグラスが咲いていた。⑦5/2重廣隊長と合流
[4月30日]
GHT隊のその後のお知らせです。
心配された重廣隊長と味岡隊員はLobucheから20日にNamucheに戻り、23日には本隊に同行していた中村隊員と予定どおり合流しました。
中村隊員は今回のGHT別動隊としてのミッションをクリヤー。
24日には3人でLUKLAへ移動、運よく翌日にはKATHMANDUにフライトすることができました。
重廣隊長、味岡隊員の体調も回復、中村・味岡の両隊員は昨日の(28日)夜便でKATHMANDUを離れ、本日元気に帰国しました(成田着)お疲れさまでした。
すっかり回復した重廣隊長は本隊にSimigaonで合流すべく準備中とのことです。
吉井・飯田の両隊員の行動はインリーチ(GPS)で確認していますが、順調に踏査を続けているようです。
Bedingに着けば通信が期待できますので詳しい行動をお伝えすることができると思います。
写真は成田に到着した(29日)中村・味岡両隊員です。
また、本隊の行動MAPも今回添付してありますので参照ください。
GHTの踏査はこれからが本番です。
体調に気をつけて楽しんでもらいたいと思います。(留守本部/松田)
[4月20日]
踏査隊の重廣隊長が13日夜から(Lobuche/4910m)強烈な風邪にかかり、同様な症状の味岡隊員とともに、一旦本隊から離脱しNamche(3440m)まで下り回復をはかることにしました。
20日Namcheに到着したとの連絡が入りました。
本隊(吉井、飯田、中村)は14日エベレストBC~Gorakshep(5140m)、15日カラパタールを往復しLobuche、
16日はDzongla、17日はDzongiaで休養、18日はCho・La Pass(5420m)を越えDragnag(4700m)まで10時間はかかる予定でしたが7時間半で踏査したとのことです。
19日Gokyo(4734m)、20日はGokyoからGokyo Ri(5483m)を往復、
21日はRenjo・La Pass(5350m)を越えLumudeに向かっています。
写真はエベレストBC2枚(14日)各国のテントが賑やかです。
カラパタールからエベレスト(15日)。Cho La Pass(5420m)越え(18日)。
Gokyo Ri(5483m)からのエベレストと下りでGokyoを望むと湖の左にロッジ群が見える(20日)
[4月13日]
踏査隊は順調に進んでいます。
4月7日Namuche(3440m)、8日Kyenzoma、9日Pangboche((3930m)、10日Pangbocheで休養、
11日Dingboche(4410m)、12日は高所順応のためDingbocheの北にあるNagarjuna hills(5083m)を往復、
13日Lobuche、14日はエベレストBCに向かう予定です。
全員体調も良く高所順応も問題ないとのことです。
5000mラインに入りますので、ゆっくり、ゆっくり、ビスタリ、ビスタリ。
大きい写真は、大都会Namche
下、左から、
・Tengbocheからの展望(エベレスト、ローツェ、アマダブラムが見える。赤い屋根は寺院)
・(2枚)JACの先輩、湯浅道男氏、加藤保男氏の慰霊碑を訪れました。
・Pangboche(3930m)
・Dingboche(4410m)
・順応でNagarjuna hillsに向かう。タルチョの所がピーク(5083m)
・ピークからはGHT2ndでまじかに見たマカルー(真ん中)、バルンツエ(右)が顔をだした。
[4月6日]
GHT踏査隊は4月5日、Ramechhap空港よりフライト。
世界一危険な空港と呼ばれるLUKULAに無事到着しましたが、一部の荷物が明日着となったためLUKLAで宿泊しました。
本日(6日)荷物が到着し行動を開始、夕刻、NAMCHE手前のMonjoに着いたと連絡が入りました。
大きい写真はRamechhap空港での記念撮影。
下、左から、世界一危険な空港LUKLA、LUKLAの街、ネパール名物の路上に横たわる犬
そして、あとの3枚は桜とラリーグラス(しゃくなげ)。
日本出発時は桜に見送られ、踏査初日には桜とネパール国花のラリーグラスで歓迎されたようです。
Monjoへの道中では桜とラリーグラスが迎えてくれました。
花のシーズンが始まり、いよいよ山旅の始まりです。
[4月2日]
4月1日、GHT踏査隊2023は予定通りカトマンズに到着しました。ガイドのラムカジさんとスタッフが歓迎のレイで迎えてくれました。
明日からは踏査の為の準備に入ります。
カトマンズデポの荷物整理に買出しと忙しい日が続きます。
2日は一足先にカトマンズ入りしたジャルキャ・ヒマール(6473m)登山隊(斎藤大乗隊長以下4名)とランチをしたようです。
ジャルキャ・ヒマールは未踏峰で2020年に続いての再挑戦になります。
初登頂が期待されます(メンバーには北海道分水嶺縦断で植村直己冒険賞を受賞した野村良太さんも参加しています)。