120周年記念事業のひとつである「グレート・ヒマラヤ・トラバース(GHT)」と「ヒマラヤキャンプ」は、コロナの影響を受け現地での活動を中断しておりましたが、今年秋に再開する運びとなりました。
両隊とも9月下旬にネパールへ向かう予定です。
しかしながら、急激な円安やネパール国内の人件費や物価急騰により、資金繰りに苦労しております。
当会のヒマラヤ登山の歴史は、1952年のマナスル踏査隊に端を発しております。
マナスルに初登頂したのは、4年後の1956年、第3次隊でした。以来、数えきれないほどの登山隊がヒマラヤで活躍してきました。
GHTは、この長い歴史を振り返りながらヒマラヤを踏査するものです。
東ネパールのカンチェンジュンガからスタートし、カラコルムをゴールとし、約5000㎞にわたって横断します。
この温故知新の旅は、必ずや当会の次世代のヒマラヤ登山の機運を高めるものと考えております。
ヒマラヤキャプは、若い世代にヒマラヤ登山の機会を与えるものです。
綿々と続く当会のヒマラヤ登山の歴史を伝承する重要なプロジェクトと位置付けております。
ぜひ、会員の皆さまにご協力いただきたくお願い申し上げます。
日本山岳会 会長 古野 淳
120周年記念事業委員会 委員長 重廣恒夫
・募金は「山」8月号同封の振込取扱票をご利用ください。
・皆さまのお気持ちに沿った活用ができるよう、通信欄のチェック項目に必ずチェックを入れてください。
・120周年記念事業の大きな柱となる「山岳古道調査プロジェクト」の欄もあります。ぜひご協力くださいませ。
・それ以外のプロジェクトにご協力いただく場合は、その他の欄にプロジェクト名を明記してください。
・複数のプロジェクトに寄附いただく場合は、金額の内訳を明記してください。
・プロジェクトの詳細は、当会ホームページをご覧ください。
グレート・ヒマラヤ・トラバース(GHT)
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