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公益社団法人日本山岳会

シュラーギントワイトの大図録集「アトラス」

No.1 Gaurisánkar, or Mount Everest, in the Himálaya of Nepál

 
シュラーギントワイト『アトラス』の公開について

19世紀中葉、ヒマラヤ探検が緒に就いた頃、大英帝国の命を受けて、ミュンヘン生まれのシュラ―ギントワイト3兄弟が、インド及び高地アジアを探検調査し、調査報告書と共に大図録集『アトラス』が出版されました。探検時、二男アドルフが踏査したナンガパルバットに英人登山家のママリーがルートを探り、ヒマラヤ、カラコルム登山時代の幕開けとなりました。

稀覯本『アトラス』は、かつて、日本山岳会第3代会長である木暮理太郎が本会に寄贈したものの、第2次大戦時に空襲により灰燼に帰しました。その貴重さから再購入を切望していたところ、本会100周年に際して会員である松﨑中正氏から寄贈を受け、その所蔵が復活されました。1861年(文久元年)に出版された、この美しく描かれたリトグラ(石版画)と地理・気象などの学術資料の歴史的価値に鑑みて、今般の公開に至ったものです。

この公開大図録集『アトラス』についての解説は薬師義美氏によります。

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シュラーギントワイト『アトラス』図録集 目録画 全46葉
解説:シュラーギントワイトの大図録集『アトラス』薬師義美

本図録集について、無断引用をお断りいたします。ご質問、図版利用などについては日本山岳会の資料映像委員会宛てお問い合わせ下さい。

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